トンボオツネントンボ 越年蜻蛉 アオイトトンボ科ホソミオツネントンボ 細身越年蜻蛉 アオイトトンボ科 トンボの交尾について トンボの生殖器は、ほかの昆虫と同じように腹部の先にあります。 オスは腹部の先で精子をつくり、腹のつけねの副性器(副交尾器) に移し替えます。(移精行動) 交尾はメスの生殖器(腹部先端)とオスの副性器(腹部つけね) とが結合して行われます。これはトンボだけしかない特徴だそうです。 またオスの腹部の先にはメスをつかまえておく器官があって、 交尾のときにオスがメスの頭部をしっかりとつかみます。 シオカラトンボの仲間 シオヤトンボ 翅の付け根に黄褐色の部分がある。 シオカラトンボ 目が青色(♀緑)、腰から下が細い。 オオシオカラトンボ 眼は黒い。胸が青白色。腹の先端少しだけ黒い。 腹部が太い。後翅の付け根が黒い。 コフキトンボ 翅が真珠光沢。♀にはオビトンボの異色型がある。 シオヤトンボ (塩屋蜻蛉) トンボ科 5月25日 化女沼 春先、真っ先に現れるトンボです。シオカラトンボに似ていますが、 春先に姿を見せるのと尻尾の先が黒くないので区別できます。 産卵のときはオスがメスの近くで見守っていました。 シオヤトンボ シオカラトンボ 「塩をふいたような色」という意味で、なめたことはありませんが なめてみても塩辛くないそうです。オスの眼は「水色めがね」です。 体が黄色いものはメスか未熟なオスです。 オオシオカラトンボ コフキトンボ トンボ科 コフキトンボ属 成熟すると粉が吹き出る「粉吹きトンボ」。翅は透明で真珠光沢がある。 雌にはオスと同じものと、翅に褐色の帯があるオビトンボがいる。 黄褐色の地色に黒色の条斑がある。 チョウトンボ 蝶蜻蛉 6月29日化女沼 蝶蜻蛉 8月8日 相野沼 ショウジョウトンボ(猩猩蜻蛉) 6月28日化女沼 体全体が褐色を帯びた橙色。成熟したオスは翅の付根のみ赤化。 成熟したオスは全身が真っ赤で、妖怪の猩猩の深紅の色にちなんだ名前です。 未熟なオスとメスの体は橙黄色です。 コシアキトンボ 腰明き、腰空き 6月28日 化女沼 いろいろなネーミングがされています。 カミナリトンボ(江戸時代)、ローソクトンボ、デンキトンボ ヘイタイトンボ(日清戦争時の陸軍の軍帽・黄色いバンドをイメージ) ハラビロトンボ(トンボ科) 6月27日 化女沼 腹が太く短い。横から見ると腹の先が反り返っている。 眼の先が青藍色に輝く。翅の付け根が薄い褐色をしている。 ♂は成熟すると黒くなり粉を吹く。 ハラビロトンボ♂(昨年6月万葉の森) ムカシヤンマ ムカシヤンマ科 6月19日 いこいの森 原始的な特徴を多く残していて生きた化石と呼ばれています。 2億年前のジュラ紀の恐竜にいた時代からの文字どうりムカシのトンボです。 ヤゴは湿った土やコケにトンネルを掘って生活します。 普通のトンボは成虫になるまで1~2年ですが、 ムカシヤンマは3~6年かかります。 飛翔力がなく、よく止るのでいれば撮影しやすいトンボです。 |